近年急速にユーザーが増えているブックメーカーで稼いだ資金は、リアルマネーとして出金できます。本記事ではブックメーカーで利用できる出金方法について詳しく解説していきます。
ブックメーカーで利用できる出金方法(換金方法)一覧
ブックメーカーでは主に以下のような方法で出金(換金)することができます。
出金方法 | 特徴 |
銀行送金![]() |
トップクラスの利便性を誇りおすすめ |
エコペイズ![]() |
ブックメーカーで最もよく利用されている |
ヴィーナスポイント![]() |
出金スピードが早くポイントバックもある |
マッチベター![]() |
セキュリティ面で優秀 |
スティックペイ![]() |
プリペイドカード発行でATM出金が可能 |
アイウォレット![]() |
ウォレット内の資金を幅広く利用できる |
タイガーペイ![]() |
ウォレット内の資金を幅広く利用できる |
仮想通貨![]() |
出金エラーや価格変動がネック |
※表は左右にスクロールできます。
それぞれの出金方法について、詳しく特徴をチェックしてみましょう。
銀行送金【利便性が高くおすすめ度ナンバーワン】
銀行送金オプションを使うと、ブックメーカーのアカウントから直接銀行口座へと資金を送金できます。最近は銀行送金対応のブックメーカーも増えてきました。
出金時に口座情報さえ入力すればOKということで、業界でもトップクラスに利便性が高く、おすすめの出金方法です。
エコペイズ
エコペイズはブックメーカーにおいて最もよく利用される電子ウォレットです。銀行送金に非対応のブックメーカーから出金する場合には、エコペイズを選んでおけば間違いありません。
ウィリアムヒルなど、エコペイズに出金することでお得なキャッシュバックがもらえるブックメーカーもあります。
ヴィーナスポイント
ヴィーナスポイントはエコペイズの次に広く利用されている電子ウォレットです。
ヴィーナスポイントから銀行口座への出金も原則当日に完了するということで、換金スピードに大きな魅力があります。
さらに手数料も安く、ブックメーカーでの入出金を通じてお得にポイントバックも貯められるなど、とにかく利用価値が高いのがヴィーナスポイントの特徴です。
マッチベター
マッチベターも幅広くブックメーカーで利用できる電子ウォレットです。特にブックメーカーの入金に利用する際のセキュリティの高さが人気を集めています。
しかし総合的に見るとそこまで使い勝手が良い訳ではなく、積極的に利用すべき出金方法とまでは言えません。
スティックペイ
スティックペイは一部のブックメーカーの出金方法として利用できます。ブックメーカーやオンラインカジノのほか、多くのFXサイトの送金にもスティックペイを利用できるのが大きな魅力です。
現在はカード発行が停止されているものの、専用のプリペイドカードを発行するとスティックペイの資金をATMから出金できるというメリットもあります。
今後のカード発行再開に期待しましょう。
アイウォレット
アイウォレットは一時的に多くのブックメーカーから取り扱いがなくなってしまったものの、2021年の初頭あたりから再び利用できるようになった電子ウォレットです。
アイウォレットに出金した資金は、他の電子ウォレットとは比較にならないほど幅広い用途で利用できます。
手数料が少し高くつくという難点もあるものの、利用価値は小さくない電子ウォレットです。
タイガーペイ
タイガーペイはコニベットやボンズカジノなど、一部のブックメーカーでのみ利用できる電子ウォレットです。
取り扱っているブックメーカーが少ない理由としては、タイガーペイがまだまだ新興の電子ウォレットであるという点が挙げられます。
しかし非常に多くの店舗(サイト)で決済に利用できるなど、わざわざタイガーペイを利用するメリットは小さくありません。
今後はエコペイズやヴィーナスポイントに並ぶ、ブックメーカー業界の一大電子ウォレットに成長することが期待できます。
仮想通貨
最近は仮想通貨で出金できるブックメーカーも増えてきました。
ブックメーカーのアカウント上で送金アドレスを入力し、自分が保有するビットフライヤーやDMMビットコインなどの仮想通貨ウォレットに資金を送付するという手法です。
ブックメーカー上では法定通貨で出金申請をしても、仮想通貨に変換されて送金が行われます。今まさにトレンドとも言える出金方法です。
しかし出金エラーが多かったり、価格変動による打撃を受けたりする可能性があるなど、現状は使い勝手が良い出金方法とは言えません。
ブックメーカーから実際に出金する手順
ブックメーカーからの実際の出金手順について、賭けっ子リンリンを例に紹介します。
STEP①出金画面を開く
アカウントにログインできたら、画面右上にあるヒト型のアイコンをタップしましょう。
次に表示されるメニューの一覧から「出金」を選択します。
すると出金画面へと遷移します。
STEP②出金方法を選択する
出金方法一覧が表示されるので、利用したい出金方法を1つ選んでください。
今回は銀行送金により出金するケースで解説します。
STEP③出金希望額&出金先口座情報を入力する
まずは出金希望額を入力してください。
そして画面を下にスクロールします。
続いては身分証明書番号と銀行口座情報について入力します。具体的に入力するのは以下の項目についてです。
- 身分証明書番号(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
- 銀行名
- 銀行支店名
- 銀行コード
- 口座番号
すべて正しく入力することを心がけてください。
STEP④出金が実行される
最後に「払い戻し」というボタンをタップすると出金が実行されます。
後は実際に口座に資金が着金するのを待ちましょう。
ブックメーカーから出金できない原因と解決策
ブックメーカーから資金を出金したい時に、残念ながらうまく出金できないということもよくあります。具体的に出金できない時に考えられる原因とその解決策について、詳しく解説してみました。
本人確認を済ませていない
ブックメーカーから出金するためには本人確認を済ませる必要があります。
4.1. 身分証明書の確認
賭けっ⼦ リンリンは、お客様のアカウントから出金を行う前に、お客様の身分証明書を社内または第三者を通じて正常に受け取り、確認する必要があります。引用元:賭けっ子リンリン利用規約
ブックメーカーが合法的に運営するためにはライセンス規約に従わなければならず、各ライセンスとも本人確認を必須としているためです。
本人確認に際しては以下のような書類を提出したり、専用のフォームからアップロードしたりする必要があります。
書類の種類 | 書類の例 |
公的身分証明書 | 運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど |
住所確認書類 | 住民票・クレジットカードの利用明細書・納税通知書など |
入金方法に関する書類 | 入金に利用した銀行のキャッシュカード・入金に利用したクレジットカードなど |
※表は左右にスクロールできます。
本人確認が完了していれば、問題なく資金を出金できるようになります。
第三者名義の口座を出金先に指定している
出金申請時に自分名義ではなく、他人名義の口座を出金先に指定した場合も出金できません。ブックメーカー各社は本人名義の決済手段による入出金しか認めていないためです。
1.3 特定の口座名義人を必要とする決済方法の場合、お客様が口座名義人となっている資金源からのみ、お客様アカウントに資金を入金してください。口座名義人名がbet365の保有するものと異なることを特定した場合、弊社はアカウントへのいかなる入金も無効として扱う権利(および入金から生じる勝利金も無効として扱う権利)を留保します。
引用元:Bet365利用規約
仮に第三者と事前に合意があったとしても、出金エラーになってしまいます。
どうしても第三者に資金を送金したい事情があるならば、エコペイズやスティックペイ等の電子ウォレット上で送金のやりとりを行うようにしましょう。
入金とは別の方法で出金しようとしている
直近の入金で使った方法とは別の方法で出金している場合も、出金はエラーとなります。なぜならブックメーカー各社は入出金方法の一致を原則としているためです。
2.1 出金はすべて、入金された決済用口座にて適宜処理されます。
引用元:Bet365利用規約
例えばエコペイズから入金して、ヴィーナスポイントに出金するというようなことはできません。エコペイズで入金したならば、エコペイズで出金する必要があります。
ただし賭けっ子リンリンは例外で、入金とは異なる方法での出金も可能です。
原則的には入金と同じ方法で出金する必要がありますが、何か事情があって別の口座に出金したい場合は、事前にサポートに相談してみるのも良いでしょう。
最低出金条件をクリアしていない(一定額以上のベットが必要)
ブックメーカーに入金した後は、最低出金条件をクリアしていなければ出金ができません。基本的には入金額と同額以上のベットを行うことが最低出金条件とされています。
要は1万円を入金したら、最低でも1万円分以上のベット実績を作る必要があるということです。
ブックメーカーによっては1倍よりも厳しい出金条件を設定していることもあるので、事前に必ず確認しておくようにしましょう。
最低出金条件をクリアしていれば、95%くらいの確率で出金は成功するはずです。
出金先の情報入力を間違っている
ブックメーカーからの出金時には出金先口座に関する情報を入力しますが、情報を間違ってしまえば当然出金はできません。
対策は慌てることなく、正確な情報を入力することだけです。
スマートフォンのメモアプリなどを使って口座情報を記録しておき、コピー&ペースト機能を利用するようにすれば、無駄な誤入力による出金エラーを防止することができます。
入金ボーナスを受け取っている
ブックメーカーの入金時にボーナスを受け取っていた場合も出金できない大きな要因となります。
ブックメーカーによっては、ボーナスの出金条件をクリアするまで、リアルマネーの出金が一切制限されてしまうというケースもあるためです。
特に初心者の場合、ボーナスのお得さばかりに目を取られて、出金できなくなるという落とし穴にハマってしまうということはよくあります。
出金時に余計なストレスを味わいたくないならば、最初から入金ボーナスを受け取らないという判断も重要です。
賭けの結果が確定しておらず、資金が払い戻されていない
アカウントに十分な資金があるとしても、結果が確定していない事象にベットしている場合、当該ベットに利用している資金は出金できません。
例えばアカウント全体に500ドルの資金があるものの、現在開催中の試合の勝利オッズに200ドル分賭けている場合には、300ドルしか出金できないというイメージです。
ブックメーカーはオンラインカジノと違って、すぐに結果が確定しないこともあります。せっかく保有している資金を出金しそびれることがないように、すべての結果が確定した後に出金手続きを行うようにしましょう。
オポジットベットなど極端にリスクを避けた賭け方をしていた
仮に最低出金条件をクリアしていたとしても、極端にリスクを排した賭け方が確認された場合は出金できないこともあります。
相反する結果に同時にベットするオポジットベットがその一例です。
また1.10倍台程度の低いオッズにしかベットしていないという場合も、出金拒否の原因になってしまう可能性があります。
曖昧な表現にはなってしまいますが、ある程度は外れる可能性も高いベットも行うようにしましょう。
期間あたりの出金上限額をオーバーしている
ブックメーカーによっては1日、1週間、1ヶ月などの期間あたりの出金上限額を設定しており、累計出金額がその上限をオーバーした場合には出金できません。
例えばカジ旅スポーツでは1ヶ月あたり2万ドルまでしか出金できないという上限規定があります。
5.7. 当社は$20,000以上の勝利金の出金を、30日(またはそれ以下の日数)に分割して支払う権利を持つものとします。
引用元:カジ旅利用規約
事前に各ブックメーカーの出金上限規定を確認しておき、上限をオーバーしないように計画的な出金を行いましょう。
銀行側が着金を拒否している
ブックメーカーから出金できない理由として、銀行側の着金審査で拒否されたという可能性も考えられます。
実際に過去にはゆうちょ銀行や楽天銀行を出金先に指定した際に、審査が拒否されたというような口コミも見られました。
一方で問題なく出金が成功している事例もあるため、どのような基準があるのかはよく分かりません。しかし金融機関としては、ブックメーカーからの出金を積極的に受け付けたくないと考えている可能性があります。
もし銀行側の拒否により出金が成功しなかった場合には、別の銀行や別の方法により出金するようにしましょう。
ブックメーカーの出金方法に関するQ&A
ブックメーカーから資金を出金する上でユーザーが知っておきたい情報について、Q&A形式で解説します。
出金時に手数料はかかる?
出金手数料は基本的に無料です。しかし実際には利用するブックメーカー業者によって異なります。
例えばチェリーカジノは1ヶ月に2回まで出金手数料が無料ですが、1ヶ月に3回以上出金する場合にはその都度5ドルの手数料が取られます。
最小出金可能額は$20からとなります。出金は、30日内毎に2回目までは無料です。30日以内の3回目の出金引き出しから、$5の出金手数料が適用されます。
またアメリカドルやユーロなどの外貨ウォレットから出金する場合は、為替手数料が生じる可能性がある点にも注意してください。
ブックメーカーの出金申請から着金までに要する日数はどのくらい?
出金に要する日数はブックメーカーにより大きく異なります。わずか数分で着金するケースもある一方、数日待ってもまだ着金しないというケースもあるという具合です。
ここ最近は業界全体として出金スピードが高速化しつつあるものの、まだまだ遅い業者もある点は否定できません。
土日や祝日でもブックメーカーから出金できる?
土日や祝日でも電子ウォレットや仮想通貨への出金ならば、問題なく手続きができます。
しかし最近多くのブックメーカーで利用可能となっている銀行送金は、土日祝日だと処理されないというケースも少なくありません。
なぜなら銀行の営業日でないと振込手続きをしてくれないというブックメーカーも多いためです。
しかしワンバイベットのように、土日でもわずか数分で銀行口座に着金しているというケースもあります。
実際に土日に出金できるかはブックメーカーによって異なるので、Twitterや掲示板サイトなどで口コミをチェックしてみると良いでしょう。
bet365からピナクルスポーツなど、別のブックメーカーに送金したい場合はどうすればいい?
ブックメーカーからの出金先として、別のブックメーカーを指定することはできません。
ブックメーカー間で資金を動かしたい場合には、中間決済業者を経由する必要があります。簡単に流れを整理すると以下の通りです。
どうしても複数のブックメーカー間で資金を移動させたいと考えているならば、エコペイズが圧倒的におすすめです。
他の電子ウォレットの場合はすべてのブックメーカーで利用できる訳ではないため、うまく資金の送金ができない可能性があります。
クレジットカードに出金したい場合はどうすればいい?
クレジットカードで入金した場合でも、ブックメーカーからクレジットカードに出金することはできません。クレジットカード入金時には、各ブックメーカーで取り扱いがある方法にしたがって出金する必要があります。
なお入金履歴のある口座にしか出金できないというルールを設定しているブックメーカーもあります。
クレジットカードからしか入金手段がないと、その他の方法にも出金できないという可能性もあるので注意してください。
銀行送金を利用すると銀行から電話が来ることもあるって聞いたけど本当?
ブックメーカーから銀行送金で直接出金した場合、金融機関や金額などによって、銀行から確認の連絡などが来る可能性もあります。
もし銀行から確認の電話が来たら「自分自身も把握している手続きです」というように回答するようにしましょう。
あまりないとは思いますが、具体的な取引内容を聞かれた場合には「ブックメーカーからの出金」とは回答しないのが賢明です。
「売掛金の振込」などと、うまく濁しておき、ギャンブルサイトからの送金であることはにおわせないようにしましょう。